iPhoneアプリの「デザイン」と「テクノロジー」について
fladdict >> アプリケーションにおけるデザインの重要性
iPhoneアプリケーションではデザインがもっとも重要と思っている人へ - Ni chicha, ni limona -- paellaの日記
fladdictさんとKatokichiSoftさんの上記2エントリで、iPhoneアプリの「デザイン」と「テクノロジー」の議論が話題になっています。
当初、僕はエントリー書くつもりはなかったのですが、twitterで呟いたりしてるうちに文章量が大きくなってきたので、少しまとめてみます。
「テクノロジー」の定義
なのかなと思います。
「テクノロジー」という言葉がやっかいなもので、抽象的なものなので、まずこれを定義しなければ議論が噛み合ないのでは、と思います。
というわけで、以下の文章では前者の「テクノロジー」=「差別化要因としての付加価値的テクノロジー」として話を進めたいと思います。
使用シーンとユーザー層
iPhoneはいつも持ち歩くモバイル端末で、その中でも「携帯電話」というかなりカジュアルよりのジャンルに属する機械です。
(「ケータイ」という言葉に置き換えるとカジュアルさが伝わりやすいかもしれません)
となると、iPhoneアプリには基本的には高機能が求められにくく、サッと出してサッと使いやすい単機能(+α)なものが求められるのではないでしょうか。
また、統計的なデータは持っていませんが、個人的な実感としてiPhoneのユーザー層はMacユーザー(or Apple好き)+オサレ系(良い意味で)で7、8割行くんじゃないかなと思います。
Macユーザー(or Apple好き)は見た目のデザインだけでなく使い勝手の統一感も含めたUIの良さにこだわる人が多いです。
オサレ系が表面的なデザインに敏感なのは当然として、一般のライト層な方々なので、当然使い勝手の良さ・分りやすさが重要となるでしょう。