Apple Vision Proの感想(Meta Quest 3との比較あり)
Apple Vision Proを体験する機会があったので、感想をまとめました。
主に普段使っているMeta Quest 3との比較になります。なお、裸眼での試用だったため、解像感については評価できていません。
装着感
手に持った時の重さは明らかにVision Proの方がMeta Quest 3より重いですが、装着感は同様に感じました。試したのは後頭部だけで支えるタイプのバンドで、ダイアルを回して締め付ける操作が面白かったです。
パススルー
Meta Quest 3では歪んで見える至近距離のiPhoneが、Vision Proでは歪まずに正しい形で見えました。ただし、Meta Quest 3も最近のアップデート(v64, v65)でパススルー性能が向上しているため、1m以上離れた物の見え方については同等に感じました。
視線トラッキング
視線のキャリブレーションを行った後は、視線でのアイコンやボタンの選択が直感的に行えました。慣れるまで練習が必要かと思っていましたが、1〜2分程度でコツを掴んだ気がします。iPadでトラックパッドを使用している時と似た操作感でした。
マグネット着脱
接顔部などのパーツがマグネットでくっつく仕組みになっており、着脱がスムーズでした。Meta Quest 3の場合はプラスチック部品をはめ込む形なので、着脱時に壊さないか不安になるレベルです。この部分には大きな差を感じました。
外付けバッテリー
Vision Proの最大の弱点はバッテリーが外付けであることだと思います。コードとバッテリーの位置や状況を気にかけなければならないのはストレスでした。
まとめ
短時間の試用でしたが、Vision Proにはハードウェア・ソフトウェアともに上質な使用感がありました。まだ初代モデルなので、今後の改善が楽しみです。初代iPadからiPad 2のような飛躍に期待したいですね。