iOS 8用ネタキーボードを作るうえでの注意点

先日、ネタキーボードアプリ「Fighting Keyboard」をリリースしました。


iOS 8専用ネタキーボードアプリ「Fighting Keyboard」をリリースしました。 - らっこのじゆうちょう


開発にあたってネタキーボードならではの問題があったので、ご紹介します。

数字入力機能(小数入力付き)が必須

「Fighting Keyboard」は10/27にsubmitしたので、11月上旬にはリリースできる予定でした。
しかし「必要最小限の文字入力ができない」「数字入力と小数入力ができない」という理由でリジェクトされました。ご丁寧に「LP LP → HK LK ←↙︎.....」みたいな入力をした純正メモアプリのスクリーンショット付きで(苦笑)。
App Storeで公開されている他のカスタムキーボードを見てみると、とってつけたように小数点付きの数字入力機能があるものが多いので、どんなネタキーボードであっても数字入力機能(小数入力付き)は必須のようです。
Appleの審査担当者にネタにマジレスされてモチベーションが一気に下がり、「Fighting Keyboard」の開発は一時休止したのですが、最終的には数字入力付きQWERTYキーボードを追加し11/26に再提出、12/5に無事審査通過しました。

サウンドやムービーの再生にはフルアクセスが必要

「Fighting Keyboard」ではパンチ・キックボタンを押すとそれぞれのボタンに応じた打撃音が再生されます。
また、隠し要素の特殊効果としてムービーも再生します。
それぞれAudioToolbox、AVFoundationで再生させているのですが、どちらもカスタムキーボードへのフルアクセスが必要です。
フルアクセスがオフの場合は音声・ムービーは単に再生されず、デバッガにも何も表示されません。
f:id:frnk:20141207185254p:plain
カスタムキーボードのフルアクセスをオンにする際には上記のようなアラートが出て、あたかもインターネットに入力内容を送信するように思わせてしまいますが、サウンド再生は多くのネタキーボードにとって肝となる大事な機能だと思うので、ユーザーさんに説明してオンにしてもらう必要があります。
(ネタ入力だけなら入力内容に個人情報など存在しないのですが、数字入力機能があるとそうもいかないので「フルアクセスはサウンド再生やムービー再生にしか使用しない」という旨をしっかり説明する必要があるでしょう)


以上、今後ネタキーボードを作る方のご参考になれば幸いです。

https://itunes.apple.com/jp/app/fighting-keyboard/id933898076?mt=8&uo=4&at=11ldBU

iOS 8専用ネタキーボードアプリ「Fighting Keyboard」をリリースしました。

f:id:frnk:20141206155509p:plain
はい、出オチですみません。


アーケードゲーム筐体のコントローラー風キーボードアプリです。

↓ ↘︎ → 中P

弱P 弱P → 弱K 強P

といった格闘ゲームのコマンドをゲームプレイ時と同じ自然な操作で入力できます。


また、キーボードの設定からフルアクセスをオンにしていただけば、弱P・中P・強P・弱K・中K・強Kのそれぞれのボタンに応じた打撃音が鳴り、気分が盛り上がります。


価格は100円です。
アーケードゲームの一般的な1プレイ料金と同じ料金で何度でも楽しめます。


隠し要素もありますので、ぜひダウンロードしてみてください!

https://itunes.apple.com/jp/app/fighting-keyboard/id933898076?mt=8&uo=4&at=11ldBU

9月10日AM1時から札幌のアプリ開発者たちがApple Special Eventを実況中継します!

現地時間9月9日(日本時間9月10日未明)におこなわれるApple Special Event。
iPhone 6やiWatchなどの発表が噂されていますね!


そんなAppleの一大イベントを、9月10日AM1時から札幌のiOSアプリ開発者コミュニティ「iPhone Dev Sap」の面々が実況中継します。
アプリ開発者の視点で実況・解説したり、発表内容に一喜一憂するさまをぜひお楽しみください。


配信予定地はこちら。

Video Distribution
devsap http://www.ustream.tv/channel/devsap

【速報】Zenが仕事効率化カテゴリ有料1位を達成しました!ありがとうございます!

f:id:frnk:20140718192509j:plain


リリース初日にも関わらず、Zenが仕事効率化カテゴリ有料1位を達成しました!
カテゴリ1位達成はrakko entertainmentとしても2011年7月以来3年ぶりで、ちょっと興奮しています。
ダウンロードしてくださったみなさま、本当にありがとうございます!


https://itunes.apple.com/jp/app/zen/id896337260?mt=8&uo=4&at=11ldBU

Evernoteをサクサク整理するアプリ「Zen」をリリースしました!


先日のEvernote Days 2014 Tokyoのセッションでお披露目した新作アプリ「Zen」をリリースしました。


ZenはEvernoteのInbox(デフォルトノートブック)にどんどんノートが溜まってしまうのを解消するためのアプリです。
自分でEvernoteを使っていても、やはりどうしても面倒で疎かになってしまうのがノートの整理。
それを「出来るだけ簡単におこなおう」「Inbox Zeroな運用をしてスッキリしよう」というコンセプトで作ったのがZenです。


上の動画を見ていただければ分かりやすいですが、簡単なスワイプ操作だけであらかじめ決めたノートブックへのアーカイブや削除、他のノートブックへの移動が出来ます。
サクサクとノートの整理が出来て気持ちいいので、是非使ってみてください。今なら発売記念価格で100円です。


https://itunes.apple.com/jp/app/zen/id896337260?mt=8&uo=4&at=11ldBU


P.S.
ちょうど今、Evernote公式でhttps://platformawards.evernote.com/intl/jp/というコンテストをやっていて、ユーザーさんの推薦で選考の候補を募集しているので、もし良かったら「Zen」を推薦していただけると嬉しいです。

7月11日&12日にEvernote Days 2014 Tokyoが開催されます! #EvernoteDays

f:id:frnk:20140613135147p:plain


7月11日(金)、7月12日(土)の日程で「記憶の未来」をテーマにしたEvernoteのイベント「Evernote Days 2014 Tokyo」が開催されます。


Evernote Days 2014 Tokyo公式ページ:最高のメモアプリ - Evernote で大切なノートを整理
Evernote日本語版ブログによる記事:Evernote Days 2014 Tokyo 開催!


Evernote が日本で開催するイベントとしては過去最大規模」とのことで非常に楽しみです。
大きな会場を使って著名なゲストスピーカーによる講演を含む様々なセッションを平行して開催するイベントといえば、昨年サンフランシスコで開催されたEvernote Conference (EC3) を彷彿とさせますが、日本開催のEvernote Daysは日本のユーザーがより楽しめるイベントになるのではないかと思います。


Evernote Daysのセッションの中にはアンバサダーによるセッションもいくつかあり、僕も出る予定ですのでご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

WWDCの予想をしました #expectWWDC

はてなのエンジニアもWWDC 2014に参加します!皆さんもWWDCの予想をしてみませんか!! #expectWWDC - Hatena Developer Blog

乗るしかない、このビッグウェーブに。

ゲームができるApple TVが出る


NFCではない、何か謎の方式で電子決済機能を搭載

  • Appleが今さらNFCなんてw
  • AirDrop的な技術とAppleの課金サーバーの組み合わせとか。
  • クック「店舗側はiPadiPod touchを導入するだけでOK。マジカル!」


XcodeWiFi実機転送の復活

  • 一時期あったような気もするし無かったような気もするWiFi実機転送。たぶんあれは夢か幻。
  • Apple TVでアプリ作れるようになったとして、いちいちUSBケーブルで繋いでらんないので復活すると予想。


UITextViewが直る

  • うん、直る。


ジョナサン・アイブのドヤ顔

  • OS X 10.10を紹介するビデオで、ジョナサン・アイブがいつものドヤ顔を披露。

f:id:frnk:20140528194333p:plain
iOS 15 - Apple(日本)より


さて、というわけで適当に今考えた予想をつらつらと書いてみました。
6/3午前1時から札幌のiOSアプリ開発者でWWDC2014の実況Ustreamもおこなうので、その中でどのくらい的中したか(あるいは全滅か)を発表したいと思います。