これ1冊でOK!未経験からiPhoneアプリを作りたい人におすすめの本。
2月に初のiPhoneアプリ「SingingCat」をリリースしたものの、いまだにiPhoneアプリ制作の基礎的な部分が全然分かっておりません(汗)
というわけで、基本から勉強をしなおすことにしたのですが、そんな折、書店で手に取ったのが「iPhone SDKの教科書—Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩」という本でした。
この本、教科書と銘打っているだけあって、非常に親切かつ分かりやすいです。
- iPhone OSの概要
- 開発環境のインストール〜使い方
- C言語とObjective-Cの基礎
- アプリ制作の進め方
- 簡単なアプリの制作×4
という構成で、全くの初心者でも最終的に簡単なアプリをいくつか作れる感じになってます。
また、ある程度基本的な部分が分かっている人でも後半のサンプルコードは参考になるんじゃないかと思います。
この本の著者は「セカイカメラ」などを作ってらっしゃる方なのですが、IAMASという学校でiPhoneアプリ開発を教えているそうです。
「iPhone SDKの教科書」の分かりやすさは、実際に学生さん達に教えられた経験からきているのかもしれませんね。
これまで僕は、
「たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]」
「自作アプリをApp Storeで世界に向けて販売できる!! iPhone SDKプログラミング大全 (MacPeople Books)」
「iPhone デベロッパーズ クックブック」
と、3冊のiPhoneアプリ開発の参考書を買ってきましたが、これからiPhoneアプリ制作を始めようというプログラミング未経験の方は「iPhone SDKの教科書」1冊(とWeb上の情報)だけでも十分なんじゃないかと思います。
※もちろん、今出ている書籍は全てiPhone OS 2.xをターゲットにしています。iPhone SDK 3.0 betaが出ている現在、書籍を購入して勉強するのは損じゃないか、という考え方もあると思います。けれど、基本を勉強するのであれば正直2.xも3.0もそんなに変わらないし、iPhoneアプリ開発に興味があるなら、まずは現行OSで動くものを作ったほうが楽しいんじゃないかな、なんて思います。
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