AirSap第2回「世界初のRealm書籍の著者が語るRealmの魅力とtry! swift」を公開しました
AirSap第2回は、3月11日発売の『軽量・高速モバイルデータベース Realm入門』を書いた菅原さん(@yusuga_) とRealm・技術書執筆・try! Swiftなどの話をしました。
3月26日(日)に「iPhone Dev Sapporo勉強会」を開催します。 #devsap
3月26日(日)に札幌のiOSアプリ開発者コミュニティ・iPhone Dev Sapporo主催の勉強会と懇親会をおこないます。
iPhone Dev Sapporo勉強会 Mar, 2017 - connpass
iPhone Dev Sapporo懇親会 Mar, 2017 - connpass
今回は『軽量・高速モバイルデータベースRealm入門』の著者の菅原さんから書籍のプレゼントもあるそうなので、iOSアプリでRealmを使ってみたいという方は大チャンスですよ!
iPhone Dev Sapporo勉強会 Mar, 2017 に参加を申し込みました!3/11にRealm入門という書籍が発売されます。発売記念ということで今回の勉強会で何冊かプレゼントします!! https://t.co/EePtfs5rTy #devsap
— yusuga (@yusuga_) 2017年3月7日
【書評】『軽量・高速モバイルデータベースRealm入門』
著者の菅原さんから『軽量・高速モバイルデータベースRealm入門』を献本いただきました。
表紙に書いてある通りSwift 3でのiOSアプリ開発を前提とした本になります。
ちなみに、世界初のRealmの書籍だそうです。
Realmは2014年リリースのモバイルファーストのデータベースで、最近は使っているアプリもかなり増えてきています。
自分も一昨年から使っていますが、CoreDataよりも使いやすくて気に入っています。
Realmの公式ドキュメントは結構しっかりしていて、しかも日本語版も充実しているので、アプリに組み込んで利用するハードルは決して高くありません。
しかし、本書を読むと「こんな楽な方法があったのか」とか「ここに注意点があったのか」という発見がかなりありました。
『軽量・高速モバイルデータベースRealm入門』は以下のような構成になっています。
「Part2:基礎編」で紹介されているRealmの基本的な仕様や使い方の範囲は公式ドキュメントとほぼ同じだと思いますが、公式ドキュメントでは必要最小限のコード例しかないのに対して、本書では前後のコードを含めた具体的なコード例が多数掲載されているのでより理解しやすくなっていました。
「 Part3:活用編」では、知らなかったら開発中に長時間ハマってしまいそうな注意点などがまとまっていて、一度目を通しておくと後で困った時に役立ちそうです。
「Part4:実装編」はTwitterクライアントを作るという実践的な内容ですが、著者の菅原さんはAplosというTwitterクライアントをリリースしている方なので、サンプルコードは簡潔ながらもかなり本気な実装になっていると思われます。
iOSアプリ開発でのRealm利用に特化しているだけあって、データベースとしての仕様解説というよりは実際の開発時に役立てられる知識を網羅していて、iOSでRealmを使ったアプリを作る人は持っておいて損はない本だと思いました。
15 inch MacBook Pro (Late 2016)ではデフォルトのディスプレイ解像度がドットバイドットではなくなった
15 inchのMacBook Proの内蔵ディスプレイの解像度は2880 × 1800で、これはRetina化されたMid 2012モデルから最新のLate 2016モデルまで変更されていません。
MacのRetinaディスプレイでは2 × 2の4ピクセルを使って1ポイントを表現するので、2880 × 1800をそのままドットバイドットで使うと擬似解像度が1440 × 900となります。
15inchのMacBook Proは
- 1024 × 640
- 1280 × 800
- 1440 × 900
- 1680 × 1050
- 1920 × 1200
の5種類の疑似解像度を設定できますが、今までデフォルトの疑似解像度はドットバイドットで表示できる1440 × 900でした。
しかし最新のMacBook Pro (Late 2016)からはデフォルト設定が1段階広い1680 × 1050に変更されています。
つまり、解像度2880 × 1800のディスプレイに3360ピクセル × 2100ピクセルの画面を縮小表示する設定がデフォルトとなったことになります。
2014年にiPhone 6 Plus(解像度1,080 × 1920のディスプレイに1242ピクセル × 2208ピクセルの画面を縮小表示)が出た時点で、Appleはピクセル密度が高いRetinaディスプレイではドットバイドット表示にこだわらず必要に応じて縮小表示を選ぶ方向になっていました。
iPhoneに比べてピクセル密度が低いMacBook ProのRetinaディスプレイでも同様の方針をとるようになったことになります。
実際、縮小表示でも表示クオリティがそんなに下がらないので、作業効率の良い広めの疑似解像度をデフォルトにするのは正しい変更ではないでしょうか。
ちなみに自分はMid 2012モデルを買った時からずっと1920 × 1200の最大疑似解像度を愛用しています。