【書評】大切な時間を覚えておくために「たった一度の人生を記録しなさい」とgoryugoさんに言われた感じがした

僕は記憶力が非常に悪い方です。
曖昧にしか物事を覚えていないし、友達が思い出を語っているときに自分だけ覚えてなくて寂しい気持ちになることもよくあります。
そんなときは、いつも「勿体ないなあ」と思って過ごしていました。


けど、何度も思い出してしまうような強烈な出来事や、話の種になるようなことはしっかり覚えているんですよね。
なので、何かあったら思い出す機会を増やした方がいいんだろうなあと漠然と思っていました。


そんな僕ですが、このあいだ著者の五藤隆介さん(@goryugo さん)から「たった一度の人生を記録しなさい」という本を献本いただきました。
@goryugo さん、ありがとうございます。



いわゆるライフログの指南本で、EvernoteiPhoneを活用して無理なく楽しくライフログを残していく方法を中心に書かれています。
FastEverFastEverとFastEver SnapFastEver Snapを活用した記録の残し方もかなり沢山書かれていて感謝感謝の連続で読ませていただきました。


FastEverシリーズなどというものを作っている僕ですが、実はライフログに関しては必要性がいまいち分からず行っていませんでした。
自分で作ったFastEverシリーズは専ら、アイデアメモや名刺整理・一時的なメモなど「記録しておかなければならないもの」の記録に使っていました。
(これらもライフログの一部ではありますが)


けれど、「たった一度の人生を記録しなさい」の中で、 @goryugoさんもこのエントリの最初に書いたような経験をされていた事が記されていました。
そして、だからこそ自身の身の回りの出来事や思ったことの記録をとる必要があり、それを毎日・毎週見返すことで何度も追体験することで記憶を強化できる、ということが書いてあって、ようやく僕にもライフログをとる意味が分かった気がしました。


外部脳であるEvernoteに全てを放り込む。それ自体も記憶を記録にすると言う意味で大事なことです。
しかし、見直すことで記憶自体を強化できる、そのことがライフログの真髄なのかなと思いました。


本書にあったように無理のないよう軽い目標をたてて続けてみようと思います。


# このエントリは名古屋行きの飛行機の中で書いています。名古屋では@goryugo さんと4ヶ月ぶりにお会いする予定です。いろいろお話を聞くのが楽しみです。