ちゃんと効果のある定額給付金制度を思いついた。

1万2000円の定額給付金を国会議員が貰うだの貰わないだのという議論が行われてるけど、正直どっちだっていいよ。
というか、そのくだらない審議1時間にいくらかかってるかを考えたら、さっさとその話題を切り上げて国会議員全員が1万2000円貰う方がコストかからないんじゃない?


というわけで、大部分が貯蓄にまわって意味が無いのでは、と言われてる定額給付金について、
景気・雇用両面で効果のある実行方法を思いついたのでエントリー。


定額給付金制度改善案

  1. 1世帯あたりの給付額を10万円にする。
  2. 2011年のアナログ停波を2009年内に前倒しする。


Q. さて、何が起こるでしょう?
 




みなさんお分かりですね?


A. ほとんどの家庭が地デジ対応テレビを購入する。


…ばかばかしいけどウルトラCなアイデアでしょ?
というわけで、以下にメリットと問題点を挙げてみる。

この案のメリット

  • テレビを買う家庭が多く、貯蓄にまわる量が減る → 大部分が消費にまわる
  • 地デジ対応テレビのほとんどが国内メーカー製のため、確実に国内メーカーにお金が落ちる
  • 特需に応えるべく、国内メーカーの工場がフル稼働 → (一時的ではあるが)雇用を創出

この案の問題点

  • 必要な予算が、2兆円 → 5兆円 と大幅に増加する(世帯平均人数2.65人として計算/参考:厚生労働省:平成18年 国民生活基礎調査の概況
  • アナログ停波前倒しにも経費がかかる
  • 恩恵が一部業種に偏る
  • 創出される雇用は一時的なもので、抜本的な雇用対策は必要
  • 急な停波のため、テレビ視聴人口が減少する → テレビCMの広告費が落ち込む

まとめ

どうせ定額給付金やるなら、2兆円を無駄にするより、5兆円使って国民にテレビ買わせるほうが良いんじゃない?って思う。
消費の冷え込みで製造業がダメージを受けて人員整理をしている状況下では、「恩恵が一部業種に偏る」という問題は少し目をつむっても良いような気がするし、テレビ視聴人口が減るのは遅かれ早かれでしょう。


あ、僕が大きいテレビをタダで手に入れたいって話じゃないよ、断じて。あくまで景気対策だから。


…HDD内蔵REGZAがいいなあ。。。


追記(1/7 14:20)
僕の案は5兆だけど、20兆円規模の案を出してる方がいらっしゃいますね。
定額給付金雑感 -Economics Lovers Live
給付金配るなら、20代に配れ!! -プログラマになりたい