「mixi年賀状」の真の狙いは？

マイミクに住所や本名、メールアドレスを知らなくても年賀状を送ることができるサービス「ミクシィ年賀状」が発表された訳だけど、結局住所とかはどこから手に入れるんだろう。

住所などの個人情報はmixiが管理するっていう話だけど、そもそもmixi登録時に住所なんて登録していないし、プロフィールにも市区町村までの記入欄しかない。

そうなると、多分、「ミクシィ年賀状を受け取りたい人は住所と本名をmixiに登録しましょう」てな感じのアナウンスが近々あるんだろうな。（当然、プロフィールページとかではなくて、他の人からは見えない所への登録になるだろうけど）

年賀状って、送る側だけでなく送られる側も住所が必要だから、「ミクシィ年賀状」のサービスを利用しなくても、「ミクシィ年賀状」が送られてくるかもしれないっていう期待から、「住所登録をしなきゃ」って気になっちゃう。

そもそも、mixiとかのSNSって「人の寂しさ」「人と繋がりたい」って気持ちによって成り立っているわけで、上記の流れで数百万人の住所はすぐに集まる事になるだろう。

そうなると、いちネット企業であるmixiが「本名・住所・e-mailアドレス」の揃った個人情報をたった２ヶ月で数百万個手に入れる事になるわけだ。しかも、「ミクシィ年賀状」サービスを提供する限りは、毎年、最新情報にアップデートされる。
広告事業を展開するmixiとしては、とてつもない財産になるに違いない。

…まあそうは言っても、きっと僕もmixiに住所・本名の登録をしちゃうんだろうなあ。寂しがりやだから。。。

追記：どうやら、差出人が「年賀状をおくる」とした時点で、受取人の方に住所登録のリクエストが行く仕組みみたい。「○○さんから年賀状が〜、住所を登録してください」みたいな。上記エントリ、勘違いだらけだな（苦笑）
うーん、実物が届く前にネタバレしちゃうってのも、どうかな。。。
サプライズ的な演出ができないじゃんか。
同時に、「この人からの年賀状は要らない」って場合に事前に拒否できるという面白いシステムでもあるわけだけど。